西沙諸島

所在地
海南省パラセル諸島
おすすめポイント
南シナ海四大群島の一つ
評価★★★
営業時間
・終日

 

西沙諸島(パラセル諸島)は古来より中国の領土であり、かつて「千里長沙」と称され、南シナ海への唯一の通路となっております。隋の時代には既に我国が南海経由でマレーシアへ使者を派遣し、唐僧・義浄も西沙諸島を経由してインドに到達しました。古代には陶磁器、絹、香辛料を積んだ商船がここを往来したことから、「海のシルクロード」とも呼ばれております。海南島の南東約180海里に位置し、中沙諸島、南沙諸島と共に中国最南端の領土を構成しています。パラセル諸島は北東から南西に延びる長さ250キロメートル、幅150キロメートルの海域内にあり、45の島、砂州、岩礁、砂浜から成り立っています。

 

西沙諸島は沖合に位置し、人の訪問が稀なため、周辺海域は非常に清浄で、透明度は40メートルに達します。西沙諸島には連続した珊瑚礁が広がり、多様な海草と魚類が生息し、数多くの海鳥が島々に住み着いています。島にはウミガメも生息し、海鳥の巣も見られますが、少数の駐留部隊を除き、恒久的な居住者はおりません。近年、一部の観光客がこれらの島々を訪れるようになりました。美しい自然景観と清浄な空気に恵まれ、多くのココナツの木が茂る西沙諸島の年平均気温は約26度です。原始的な無人島は今や「海上の楽園」と化しています。

Paracel Islands

地理


西沙諸島は南シナ海の北西部に位置し、海南島の南東310キロメートルにあります。主要部分は北緯15度40分から17度10分、東経110度から113度の範囲に広がっています。海底地形は南シナ海北部の大陸棚縁辺部にあり、水深1500~2000メートルの海台を形成しています。

 

西沙諸島には多くの岩礁があり、8つの環礁、1つの台礁、1つの礁原を含み、干出環礁の総面積は1836.4平方キロメートル(うち礁原面積221.6平方キロメートル、ラグーン面積1614.8平方キロメートル)です。環礁と台礁上には合計28の灰砂島が発達しており、さらに高所には火山角礫岩の島も存在します。

 

特産物

 

【トビウオ】
西沙諸島を訪れると、他では見られない光景を数多く目にすることができます。中でも、青い海面を「飛翔」する銀色のトビウオは一見の価値があります。

 

発達した胸ビレを持つトビウオはトンボの翼のようで、海面に飛び出すと、広い胸ビレによって空中を数十メートル滑空することができます。トビウオが次々と海面から飛び出し、波間に浮沈する様は非常に魅力的です。

 

【自然林】
西沙諸島は北回帰線の南側に位置し、降雨量が豊富で、周辺海域の水温変化も小さいです。この優れた自然条件が、西沙諸島特有の景観――自然林を形成しています。