ラブラン・ラマ僧院
所在地
甘粛省甘南チベット族自治州夏河県
見どころ
チベット様式の寺院
評価★★★★
開館時間
午前8時~午後6時
ラブラン・ラマ僧院は、チベット仏教ゲルク派の六大寺院の一つであります(他の五つは、ラサのガンデン寺、デプン寺、セラ寺、シガツェのタシルンポ寺、青海省湟中のタール寺であります)。当寺院は甘粛省甘南チベット族自治州夏河県に位置しております。現在もラブラン・ラマ僧院は、中国国内においてチベット仏教の教学制度が最も完全な形で保存されている寺院であります。そして1982年には、ラブラン・ラマ僧院は国の重要文化財に指定されました。

当寺院は、清朝康熙帝48年にあたる1709年、初代ジャムヤン活仏の監修のもとに創建されました。その後、歴代の活仏が事業を継承したことにより、現在では甘粛省、青海省、四川省におけるチベット仏教文化の最大の中心地となっております。
敷地面積は約82ヘクタール、建築面積は82,300平方メートルに及び、ラブラン・ラマ僧院は6つの経堂、84の仏殿、31のチベット様式建造物、30の活仏公邸、500以上の僧房、そして10,000以上の僧侶の住房から構成されております。壮大かつ精緻な装飾が施された当寺院は、チベット民族の強い宗教的雰囲気を醸し出しております。現在、当寺院では年間7回の大法会が執り行われておりますが、中でも旧暦1月の大法会が最大のものであります。この大法会は18世紀中頃に始まり、1409年にゲルク派の開祖であるツォンカパが行った法会に基づいております。この法会には、チベット暦1月8日の生き物放生祭、同13日の仏像晒し祭、同14日のチャム舞踊など、一連の宗教行事が含まれております。また、この期間中、僧院の全ての僧侶は大経堂に集い、1日6回にわたって読経を行います。

見事な僧院建築の数々に加え、ラブラン・ラマ僧院は至る所に美術工芸品が存在する宝庫でもあり、例えば、息をのむような壁画やタペストリー、見事な木工細工、彩色が施されたチベット様式の家具、白いチベット布、宝玉で飾られた仏塔などがございます。当寺院は、チベット、漢、モンゴル各民族の英知を結集し、その精緻な建築技術と輝かしい宗教文化で知られております。しかし、最も魅力的なものは、様々な種類の仏像と「タンカ」であります。ラブラン・ラマ僧院は、青海省のチベット民間芸術家による約1万点のタンカを所蔵していると言われております。
類似ルート









