龍門石窟
位置:中国河南省洛陽市洛龍区伊河岸
訪れる理由:仏陀とその弟子たちの数万の像を持つ中国仏教芸術の最も素晴らしい例の一つ
当社の評価:★★★★★
営業時間:7:30am-10:30pm
龍門石窟は現在の洛陽市から南へ12キロメートルに位置する、仏教題材を描いている石窟が、東側の香山と西側の龍門山二つの山に沿って密集しています。伊河はその間を北へ流しています。北から南に約1キロメートルにわたって石窟が続いており、古陽洞、賓陽洞、蓮華洞の石窟には2100以上の洞室、10万以上の仏像、約40基の塔、3600基の碑文や石碑があります。莫高窟や雲岡石窟とともに、龍門石窟は中国で最も有名な古代彫刻の3つの遺跡の一つです。
龍門石窟の建設は、5世紀後半、北魏の孝文帝が都を大同(有名な雲岡石窟が造られた所)から洛陽に移す際に始まりました。その時期、中国仏教は最初の全盛期を迎え、皇帝は敬虔な信者でした。彫刻は魏王朝の滅亡以降、続く六朝時代、唐、宋を含む400年以上にわたって彫刻が続され、唐王朝は仏教信仰の第二の全盛期を目撃しました。

龍門石窟の石窟彫刻には二種類があり、そのうち三分の一が北魏時代の様式で、残り三分の二が唐時代の様式です。この石窟は古代に建てられましたが、異国文化の影響が石窟彫刻に見られます。この異国文化は、伝統的な中国芸術の発展に役立ちました。北魏と唐の様式の差異も明らかです。典型的な北魏時代の仏像は、シンプルでコンパクトな表現に重視する一方、唐時代の石窟彫刻は力強くで洗練され、リアリスティックな様式です。奉先寺に刻まれた石像は、武則天皇后(在位:690-705年)の勅命により彫られたもので、この時代の最も典型的な例と考えられます。これらは、毘盧遮那仏の17.14メートルの高さの像と、菩薩、天王、護法、礼拝者たちからなる一連の対像群で構成されています。毘盧遮那仏の巨大な像は、今日では中国仏像彫刻の精華と称賛されています。
1500年を経た今も、龍門石窟は依然として壮麗です。その豊かな内容は、古代中国の政治、経済、宗教、文化の発展と変化を多様な角度から映し出しています。龍門石窟は中国の石窟芸術の創造と発展に多大な貢献をしています。2000年11月30日、第24回ユネスコ世界遺産委員会において、世界文化遺産リストに登録されることが承認されました。

龍門石窟の見所
【奉先寺】
奉先寺には龍門石窟地域で最大かつ最も精巧な崖窟彫刻群が収められています。奉先寺の大規模な芸術彫刻は、その壮大なスケールと精巧な石彫芸術で知られており、中国の石彫芸術の模範となっています。それは唐代のこの偉大な時代の象徴となりました。石窟は長さ30メートル、幅30メートルです。石窟内の仏像は、唐代の仏像の芸術的特徴を明確に示しており、垂れ耳、穏やかで優しく、慈悲深い姿勢をしています。
【潜渓寺】
潜渓寺は西山の北端に位置する巨大な石窟です。高さは9メートル、幅は9メートル、奥深さは約7メートルです。約1300年前、唐代の初期に建設されました。石窟の天井には大きな彫刻の蓮があります。石窟には、巨大な座禅している仏像(阿弥陀仏)があり、その両脇には観音菩薩と大勢至菩薩の像が配せれています。これらの像は唐時代の様式に特徴的な洗練された表情で彫られています。南平公主が発願し、亡き父である太宗皇帝に冥福を祈ったものと考えられています。

【賓陽洞】
賓陽洞は北魏時代を代表する石窟です。「賓陽」とは日の出会いを意味します。賓陽洞は北魏時代の宣武帝により父の為に功德を積むために開かれました。建設は西暦500年に始まり、24年間かけて完成しました。
【万仏洞】
ここには1万5千体の仏像が小さな龕に彫られており、それぞれが異なり、中で一番小さい仏像は高さ2センチメートル(0.79インチ)しかありません。これらは石窟の南北両側に整然と座っています。
【古陽洞】
古陽洞は、北魏様式の彫刻が特徴がある最も古い龍門石窟として記録されています。典型的に痩せ細った姿の人物像が特徴です。西山中央部に位置する最大の石窟でもあります。元々は天然の石灰岩石窟でした。石窟内の多くの彫刻は皇族によって寄進され、宗教団体がこの活動を支援しました。洞窟内には三体非常に大きな像があり、中央の像が釈迦牟尼仏で、その両側には菩薩が配置されています。石窟の壁と龕には約800の碑文があります。これが中国の石窟の中で最も多いです。石窟の北壁と南壁には二列の龕があります。これらは非常に多くの像を収容しており、龕の装飾彫刻も非常に美しく、特に龕の形状、梁、扁のデザインが色鮮やかで多様です。

洛陽から龍門石窟への行き方
洛陽市中心部から南にわずか12キロメートルで、交通が非常に便利です。81番公共バスを直接利用すれば、約45分かかります。タクシーを利用するのが最も簡単な移動方法です。
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